私が農業を生業として意識し今までを回想すると、常に人との繋がりを大切にしてきたと思います。
正直決して社交的ではない自分ですが、毎年多くの住み込みの方と力を合わせて農業を行ってきました。
愚直に野菜を作り続けて15年。働いてくれたアルバイトさんの中には、新規就農をして毎年のように生産物をやり取りする人・会社員として働きながら休みに短期間手伝いに来てくれる人・年末のお餅つきに必ず顔を出してくれる人。
そういった人とのつながりが原動力となり岩田農園が進んでこれたのだと確信しています。
これからも食べていただく方、働いてくれる方を大切にして、より良い農園をつくっていきます。
有限会社 岩田農園 3代目
代表取締役
今野菜栽培の状況は5年前10年前とは大きく変わってきています。野菜を家庭で調理する機会が減り、カット野菜や総菜類の需要が増えました。
また生産現場も機械化やAIや各種データを活用した栽培方法が次々と生み出されています。
半面、地球温暖に起因する環境変化は野菜の生産に多大な影響を与えていて、安定した野菜作りが年々難しくなってきている現状です。
そうしたなかで常に先端の情報を取り入れつつ、しっかりコツコツ足元の土の状況・野菜の生育を把握し愚直に野菜を作り社会に貢献していきたい。
農業は土地に縛られる仕事です。しかしだからこそ毎年の変化が感じられる仕事です。派手さはなくても食を通じて人々の健康に寄与していく。そんな素晴らしい仕事に誇りをもってこれからも取り組んでいきたいと考えています。